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【すこってい】議論・要望スレ【健音テイ】の議論が一向に先に進まない件について 正直頭にきてます gdgdするのは俺は好きじゃないので 確かに慎重に議論すべきことではありますがそんなレベルじゃない なのでスレの意見まとめと、自分なりの考えをつらつら書いていくかもしれません ※ぶっちゃけて言えば愚痴です と思ったけど書くのやめます 気が向いたら書きます もう知らない 俺は俺でテイ様愛するので あしからず 商用規約作る必要ないとか言ってんならいっそ誰かCD売れば試しにさ あ、いいだしっぺの法則か・・・
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VERSION GENRE TITLE ARTIST bpm notes 属性 18 Resort Anthem 撫子メタル 黒髪乱れし修羅となりて 村正クオリア 150 3340 - 攻略・コメント 名前 コメント
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VERSION GENRE TITLE ARTIST bpm notes 属性 18 Resort Anthem 撫子メタル 黒髪乱れし修羅となりて 村正クオリア 150 2072 中速物量、乱打、トリル、終盤難 攻略・コメント 終盤へ向かうほど密度が高くなってゆく。前半は単乱打やトリル、後半はちょっとゴミの付いた乱打やトリルの練習が出来る。 -- YOSK! (2016-08-20 00 14 39) 名前 コメント
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時間は過ぎたけれどまだ深夜の闇が抜けない会場。 各地で戦いが起きようと色褪せる事のない静けさ。その一角に存在する漆黒の山。 否、それは山ではない。山にしか見えない何か。 俗称救済の魔女。名をクリームヒルト・グレートヒェン。 その大きさは顔を上げてギリギリ見えるか見えないかと言った遥か上空にまで達する。 魔女の傍らに立つ一人の少女。名を暁美ほむら。 キュゥべぇと契約し魔法少女となった中学生。魔法少女。 その響きは少女ならば一度は憧れる夢のようなお話。だが彼女の世界の魔法少女は違う。 生涯を通して魔女との戦いの日々を送らなければいけない。無論負ければ死が待っている。 魂の欠落。魔法少女は契約の際に生まれるソウルジェムが魔力の源となり変身への媒体ともなる。 だが体から一定の距離で離れると体は活動を止めてしまう。が、ソウルジェムがあるかぎり死ぬことはない。 つまり魔法少女となった者は肉体に半永久的な云わばゾンビの肉体を手に入れる事になる。 これによりある意味では不老不死の肉体を手に入れたと言える可能性もある。 が、ソウルジェムが黒き穢れで完全に染まる時少女は魔女へとなれ果てる。 魔女化を防ぐには魔女を倒しグリーフシードを手に入れるしかない。そのために命を危険に晒す。 これが奇跡を代償にした魔法少女の運命だ。 暁美ほむらは運命を知っていても魔法少女になる事を選んだ。 たった一つの、大切な友の思いを守るために。 鹿目まどか。 暁美ほむらの運命を決定付ける要因となった魔法少女。 その体は世界を守り続けるために酷使したソウルジェムは穢れを溜め完全な黒となる。 彼女は己ではなく暁美ほむらのソウルジェムにグリーフシードを使い願いを託した。 それが彼女暁美ほむらの運命の始まりとも言える。 そして鹿目まどかはここにいる救済の魔女クリームヒルト・グレートヒェンの元の姿でもあった。 (ふ、ふふ……今度こそまどかを守り通す だから……邪魔者は排除して優勝して願いを叶えればいい まどかを元に戻すそうすれば全てが元通りになるわ そしてインキュベーダーを完全に抹殺することができれば……!!) 暁美ほむらは笑みを浮かべながらトカレフに弾薬を詰め大きな穴を見る。 先ほどまどかが男を倒すために触手で攻撃した際に出来た大穴だ。 あの男は死んだのだろうか。銃で撃った時には体がマグマのように溶け出し命を取る事は出来なかった。 一応用心のために手を打っていた方がいいだろう。 「待ちなさい!!そこの怪物!!」 前方に現れた少女はこちら――――まどかに目を向け威勢よく言葉を投げる。 大切な存在であるまどかに対しての怪物発言に怒りが出るほむらであったが言葉には出さず睨み付ける。 少女は一歩後ずさりするがすぐに一歩前に踏み出しほむらに睨み返す。 「この星を守るためにあなた達砂漠の使徒はこの私花咲つぼみが許さない!!」 ほむらは砂漠の使徒などではない。むしろ砂漠の使徒が何なのかすら理解していない。 目の前の少女は自分の事を砂漠の使徒とやらと勘違いしているらしい。発言からするに地球を破壊する悪なのだろう。 だが所詮悪の組織など空想事でしかない。実際はもっと黒い闇が存在するのみ。 ほむらは目の前の少女は殺し合いに突然呼ばれ理解出来ず恐怖で狂った哀れな存在と認識した。 それにこんな少女が戦う力を持つなど心当たりは一つしか――――――― (―――――まさかッ!?) 「プリキュア!オープン・マイハートッ!!」 ほむらは驚愕する。自分は大事な事を見落としていたと。 主催が自分やまどかをあらゆる時間軸から参加者を集める事が出来るなら。 それに干渉出来る力を持っているとしたら。 目の前の少女花咲つぼみの変身にはまるで自分達に通ずる物を感じる。 ほむらはもっと早く気づくべきだったと己に喝を入れる。 自分の能力を封じ殺し合いに参加させる事が出来るなら。 魔女となったまどかを参加させる事が出来るなら。 死んだ巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子を参加させる事が出来るとしたならば。 「大地に咲く一輪の花!!キュアブロッサム!!!」 自分の知らない魔法少女が参加している可能性があるという事を。 変身を終えた花咲つぼみはキュアブロッサムと名乗ったがその名に聞き覚えはない。 やはり別の、知らない時間軸の魔法少女――あるいは新たに契約した初心者か。 どちらにしろ魔法少女なら来た理由は一つしかないだろう。 魔女の討伐 自分が生き残るには、人としての『カタチ』を保ちたいのならば。 魔女を倒しグリーフシードを得る必要がある。 だが魔女いやまどかは殺させない。 自分のたった一つの大切な『ソンザイ』 『ソレ』を排除するというのならこちらがそちらを排除するまで。 「さぁおとなしくしなさい!!」 花咲つぼみは威勢よくこちらに言葉を投げてくる。彼女も場数は踏んでいるのだろうか。 まどかをみても驚く、いや恐怖心に支配されていない。 まさかワルプルギスの夜及びクリームヒルトと対面済みなのか?いや違う。 そうだったとしたら初めのインパクトが小さすぎる。彼女は目の前の魔女がどれだけの存在か理解出来ていないのだ。 それもその筈。彼女は時間軸どころか世界も違うのだから。当然魔女に心当たりなどない。 暁美ほむらはそんな事は知る由も無いが。だがまどかに手を出すのなら。 たとえ魔法少女の『真実』を知らなくても排除する。 つぼみはクリームヒルト目掛け一直線に走りだす。 上から襲い掛かる一本の触手を避け更に距離を詰めていく。 自分の視界が触手の影で黒くなっていくのを確認するともう一度横に飛び攻撃を避ける。 更に自分の視界が赤くなるのを確認するとまた横にt (――――え?) 気が付けば横に飛んだのではなく頭から血を流し横に倒れていた。 暁美ほむらの能力には時間停止がある。 ほむらはそれを発動し自分以外の時を止めつぼみの行動を拒否する。 つぼみの体を目視しソウルジェムを探すが見当たらない。結果として倒れたからいいのだが。 ソウルジェムが無いのを確認するとトカレフの照準を頭に合わせる。 後は引き金を引く簡単な動作。こんな簡単な動作で人の『命』は散る。 「お前が殺したのか?この女の子を!?」 ここに来てから随分と客が多いもんだとほむらは溜め息を吐く。 そんなに自分とまどかを邪魔したいのか、だったらどんな相手だろうと情けは無い。 「そうよ。私が殺ったわ。」 「何で殺したんだこんなお前とも歳の変わらない子を」 「そんなの決まってる。優勝して私の――まどかの願いを叶えるため」 ほむらはクスクスと笑みを零しながら答える 突然現れて掛けられた言葉。お前が殺した?何だそんな事か。 そう、たしかに日本では殺人は立派な罪、だがしかし最早法律など何の意味も持たない。 寧ろ今まで数多くの時間軸で悲劇を経験した自分に対する神の恵みとも取れる。 カタチは違えどまどかはこうして自分の横に存在している。 優勝の褒美の願いを叶える。 会場の人間を殺してまどかを元に戻せばいい。単純、そう単純な事だ。 「……」 目の前の男は言葉を失っている。 人の死は初めてだろうか。いや違う、あの目は経験者の瞳だ。 どこかの民族衣装の様な黒い服に肩に担ぐは巨大な刀。 そして感じる不思議な力。先ほどの花咲つぼみとはまた違う力を感じる。 考えても仕方が無い。考察は後回しだ。まずは排除が先。 サカズキやつぼみを殺したように時間を止め 「――な!?」 ほむらに襲い掛かるアクシデント 時間停止能力の不発 (ありえない!こんなの絶対……まさかッ!?) いつも通りなら。能力の不発などありえない。 それについ先ほど二回能力を使ったばかり。何故能力が使えないのか。 考えられる理由は一つ。時間軸への移動が制限として機能しないならば。 時間停止能力も制限されている。 そして鍵となるのは首に付けられた首輪。これが一番怪しいだろう。 だが今すべき行動は目の前の男の排除。能力が使えなくても手段はある。 手始めにトカレフを構え照準を男に合わせる。 「お前の考える事は俺には分からねぇ――でもよ」 一護のほむらに対する視線はより鋭くなる。 その瞳には怒り、そして哀れみの念も感じられる。 まどか。彼女の口から出た言葉。響きからして大切な存在なんだろう。 その願いを叶えるためにゲームに乗り出した。 「ソイツが人を殺していい理由にはなんねぇ」 刀――斬月を構えその思想を弾劾する。 横に一閃された斬月から放たれる衝撃、いやただの剣圧がほむらに襲い掛かる。 「!こ、こんな……嘘でッ……!!」 目の前の男はただ持っている刀を払っただけ。ただそれだけ。 結果としてそこから放たれた剣圧はまるで嵐のような勢いでほむらに迫る。 あまりの衝撃に耐えれなくなり手からトカレフを落とし後ろに吹き飛ばされる。 「しまっ!!」 「ウオオオオオオオオオオオオオ!!!」 「まどか!?」 放たれた剣圧は魔女にも届き魔女は声を唸り上げる。 心配するほむらを他所に一護は魔女へ向け一直線に駆け出す。 一護に対処するべく魔女は一本の触手を振り下ろすが逆に一護に斬り落される。 「ウ、ウオオオオオオオオオオォォォォ!!!!」 「ま、まどかッ!!」 ほむらが斬り落されるまどかの一部を見て悲しみの叫びをだす。 目の前の男は無残にも迫り来るまどかの一部を斬り上へと駆け上がる。 地には斬り落されたまどかの一部が上空から降り落ちてくる。 援護するにも銃は無いし能力も使えない。能力のインターバルが分からない以上簡単に動けない。 だから。 希望を見出すのはまどかに支給されたバック。この中の支給品に賭けるしかなかった。 「クソッ!このまま上に行けばいいのか!?」 一護は迫りくる触手を斬りながらも現在の状況を確認する。 この虚のような怪物は一体何なのか。虚とは感じが違う。 だがこの怪物は野放しにしていたら皆が危ない。あの少女には悪いがここで倒させてもらう。 チャドの時も下で倒れている少女も自分が遅いせいで、自分が何も出来なかったせいで死んだ。 死んだ命の事実は覆せない。なら。 己が行う使命は一つ。他の命を守る事。そのためには―― 「コイツを倒す!!」 「なら私はアナタを倒す」 「な」 覚悟を決めた一護の前には少ない時間停止能力を使ったほむらが突然現れた。 まどかを救うために能力を発動したほむらだが制限のせいで一護に攻撃する事は出来なかった。 だが収穫は充分。不意打ちで一護に斬りかかる事に絶好の機会を得た。 無論刀は支給品である。 「お前その斬魄刀は!?」 「なんだ知っているの?ならこの力はアナタがよくご存知なのね」 吉良イヅルが本来ならば持っている斬魄刀。名を侘助。 「面を上げろ、侘助」 言葉と共に形状が変わり一護は斬月でコレを防ぐ。 一護は防いでしまった。攻撃を避けるのではなく防ぐ。 この回答は本来ならば正答扱いだがこの場合は不正解となる。 侘助の能力。それは斬り付けた物の重さを二倍にする。 突然の重さによる加速で一護は下へ急降下して行く。 魔女の追撃を何とか斬月で防ぐが勢いは更に増し下へ落ちていく。 「何で始解が出来てんだよ!?」 「そんなの知らないわ」 トカレフから放たれる銃弾を斬月を盾に防ぐ。 どうやらこの場所はまったくの未知で溢れていると一護は認識する。 そして状況は劣勢だ。謎の力を使い刀と銃を持つ少女に謎の怪物。 こちらは重さが二倍になった斬月のみ。明らかに分が悪い。 が、無論負けるつもりは無い。こっちにもまだ手はあるから。 「考えるのもいいけど上を見たら?」 少女に言われた通りにするとそこには束になった触手の存在。 一発食らっただけでも衝撃が凄まじいのにそれが束になったら。 更に重さが二倍になった斬月で防げば衝撃よりも重力で体がやられてしまう。 目の前の少女は勝ち気にこちらを見ている。 無残にも触手は一護目掛け果敢に振り落とされる。 「あ……あれ?」 それなりの衝撃を覚悟していた一護だったが一向に来る気配が無く目を開けるとそこには――――― 「繭……?」 白い繭のような物が自分を触手から守ってくれていた。 まったく理解が出来ず少女の方を見るがあちらも驚いているようだ。 段々触手に押され形が凹んで行く繭だが一気に開放し触手を押し返す。 勢いよく開かれたソレは繭何かではなく美しい白き翼だった。 「チッ、こんなの何発も喰らったら骨がイカれるってーの」 辺りに羽を撒き散らせ翼の持ち主はそう呟く。 自分を助けてくれた金髪でホストのような風格があるメルヘンな翼の持ち主。 理由は知らないが助けてくれた御礼を言おうとしたが中断。 すでに新たな触手が二人目掛け振り落とされる。 「ウオオオオオォォォオォオオ!?」 今度は振り落とされる前に触手は消滅する。 突如放たれた気弾は魔女の触手を完全に跡形無く消し去った。 「垣根、コイツは貸しにしとく」 空中に浮いた男はそう呟きこちらに向かい降りてくる。 「あぁ?……俺の名は垣根でコイツはべジータだ」 べジータと言う男に若干の苛立ちを示すも翼の持ち主はこちらを見て自己紹介をした。 「俺は黒崎一護だ。助けてくれてありがとう」 「一護?オレンジのクセに名前は苺か」 抑えろ。この人達は命の恩人だ。 怒っちゃイカン。だったらテメーの翼は似合わねえ何て言ったら駄目だ。 「まどか!ああまどかまどか!!たいへんこんなに傷を……許さない……!!」 何だあいつは?とべジータが呟くが一護もよく知らないため怪物の知り合いとだけ言っておく。 突然の味方だが両者共にかなりの力の持ち主なのは分かり少し安堵する一護。 だが油断は出来ない。そう油断は出来ない。が 「「「な!?」」」 誰もが目を離していないのにほむらは銃の引き金を引く動作をしていた。 僅かでも。本の僅かでも動ければいい。 時間停止能力は一秒にも満たない。だが構える時間はあった。 狙いも付けないで発射したため当たる可能性は完璧とはいえないが感触はあった。 突然の銃撃に男達は動けていない。これならば殺すのは無理でも傷を負わせれる。 そしてまどかに傷をつけた罰を執行する。その筈だった。 迫る銃弾は突然音を立て勢い虚しく地面に落下する。 四者共に理解できない状況が起きる。銃弾は突然衝撃により無力化されたのだ。 聞きえてくる足音の先を見ると一護だけが知る人物がそこにいた。 「チョーシに乗るなよ?」 「アンタは……!」 「知り合いか?」 問われた質問には名前は知らないが面識はあると答える。 今思えば情報もまともに交換していないし名前も聞いていなかった。 いきなり殺すなどと言われ内心怒っていたがまさか助けられるとは思ってもいなかった。 一護達が知る由もないがゼブラは音、即ち声を力に戦う。 先ほど使ったのはその超越した聴覚が聞き取ったほむらの銃を動かす音。 ゼブラはほむらが時を止めるよりも早く対策を取ったのだ。 瞬間に一護達の周りに一定の衝撃を飛ばす。再び時が動き出すと ほむらの放った銃弾と音がぶつかり両者の力は磨耗し銃弾は何も貫く事無く地に落ちた訳だ。 「……ゼブラだ……」 そう小さく呟き視線をほむらに飛ばす。 「フフ、フフフ…… そう。そうしてまで私の邪魔をするのね いいわ、別に構わないわ貴方達がどんな力を持っていても でも私は屈しない 私とまどかはもう何があっても挫けない!!」 トカレフを再び四人に向け銃弾を放つも全てが避けられてしまう。 ベジータに関しては指で銃弾を掴む始末だ。 だが油断していると上こらまどかの触手が迫り落ちる。 四者それぞれバラバラの方向に避ける。 一護は斬月を抱えながらも転がり避け ゼブラは大きなバックステップを取り 垣根とベジータは飛行し避ける。 「おい何処行くんだ!?」 ゼブラが背を見せて去るのを発見した一護は声を出す。 敵を、怪物を、魔女を放置して行くのには理解が出来なかった。 だがゼブラの本来の目的はココの……チョーシにのっている奴の粛清だ。 ならば目的地武道会会場に行くことはなんら問題はない。 極端に言えば此処がどうなろうが知った事ではないのだ。 だが彼も鬼では、いや鬼かもしれないが根は別である。 「片付いたら戻って来てやる……」 それだけを言い残しゼブラは再び歩みだす。 その会話を聞いた垣根は初めは何の意味か理解していなかったがゼブラの方に視線を向ける。 そこにはベジータのように辺りに光を撒き散らす光景が目に入る。 大方知り合いの力か何なのか。だったら―――― 「―――そうか。なら俺も向こうに行くとするか」 やはりあの光はベジータの知り合いか。地図的にはあそこは武道会会場となっている。 好戦的な奴らがたくさん集まりそうだな。まさか一方通行も居たりしてな。 そんな事を考えつつもベジータの意見に反対しない垣根。 どうせ知り合いに会ったら情報を伝えて二回目の放送で合流する。 両者共に簡単に死ぬ弱者ではない。むしろ目的地に行くなら手間が省ける。 垣根はベジータにコクンと頷く。そしてベジータはゼブラを追うように飛び出した。 「さてこっちもやるか黒崎?」 垣根は残った一護に語りかける。 その際触手が飛んできたが右翼を鋭利化させそれを切り裂く。 一護は翼に気を盗られながらも返事を出す。 「ああ、こっちも頼む」 再び斬月を構え体制を整える。 何故目の前の少女が死神でもないのに侘助を使えるかは分からない。 だったら力尽くでも黙らせて後から聞けばいいだけ。 そう。チャドのように、倒れている少女の時のようにもう迷う訳にはいかない。 「いいわ、まず貴方達を殺してから後の二人も殺す」 つぼみのバックを回収しほむらは宣言する。 彼女は止まらない。もう止められない。 全てはたった一つの友達の願いのため。 この戦い負けられない 【花咲つぼみ@ハートキャッチ・プリキュア死亡】 【E―5/1日目・黎明】 【ベジータ@ドラゴンボール】 【状態】 健康 【装備】 普段着 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒し生還する 1: ここはまかせたぞ 2: 会場に向かい気の持ち主と出会う 3: ブロリーだと? 4:できれば首輪も外したい 5:会場で感じた猛者達と闘ってみたい 【備考】 ※原作終了後(GT前)より参戦 ※気を探るのは範囲各1マス。舞空術は若干の体力消費 戦闘力は会場そのものを壊す事以下に制限がかけられてる 【垣根帝督@とある魔術の禁書目録】 【状態】 健康、能力発動中 【装備】 普段着 【持ち物】 ランダム支給品1~3、基本支給品一式 【思考】 基本:基本は自由。主催を倒して帰る。一般人はなるべく巻き込まない 1: 目の前の怪物を倒す 2: 首輪を外したい、能力で試してみるか、それとも研究所で情報を仕入れるか 3: 自由にやらせてもらう 4:アレイスターが関わっているならば辿り着く 【備考】 ※15巻終了後(死亡後)より参戦 ※能力に若干の制限あり? ※この企画に対する考察は一時中断。今は情報を集める。 ※べジータやゼブラ一護にほむらの力の興味あり。 ※ベジータの知り合いに会ったら二回目放送の時に会場に来いと伝え自分も行く 【ゼブラ@トリコ】 【状態】 健康 消費(極小) 【装備】 【持ち物】ランダム支給品0~2、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催含めチョーシに乗った者は殺す。他は知らない。 1:ココのいや、チョーシに乗った奴(武道会会場)を殺しに行く。 2 手が空いたら戻る 3 小松はついでに救う。あと食料がほしい 【備考】 ※グルメピラミッド後参戦 ※若干能力の方に制限 ※オープニングでトリコと一緒に食べていたのは四天王達です ※ウルベやまどかの音を聞きましたが誰かは分かっていません 【黒崎一護@BLEACH】 【状態】 疲労(中)ダメージ(小) 【装備】 斬月 (重さ二倍) 【持ち物】ランダム支給品0~2、基本支給品一式 【思考】 基本: 主催を倒して元の世界へ帰る 1:垣根と協力し怪物と少女を倒す。 2 知り合いと合流。ウルキオラは保留。 3 男(ゼブラ)はとりあえず。とりあえず。 【備考】 ※参戦時期未定。ですがウルキオラとは会っています ※普段より霊圧を感じられません。一エリア。もしくは二エリアが限界です。 ※侘助に疑問を持っています 【暁美ほむら@魔法少女まどかマギカ】 【状態】 疲労、ダメージ(小)ソウルジェムに穢れ(小) 【装備】 トカレフ(5/8)、魔法少女服 【持ち物】 ランダム支給品1~4、基本支給品一式 ×3、予備弾薬32/40 【思考】 基本: まどかが世界を滅ぼすのを見届け最後に願いを叶えその先へ進む 1:目の前の男達を殺す 2:まどか(クリームヒルト)の邪魔をする者を排除する 3:最後に願いを叶える 【備考】 クリームヒルトの麓に落ちていた鹿目まどかのディバックを回収しました。 ※制限に気づきましたがどれくらいかは理解していません ※プリキュアに対し別の魔法少女と判断しました ※願いを叶えると言っていますが『まどかを殺さなければならない』という事実に気づいていません。 【鹿目まどか@魔法少女まどかマギカ】 【状態】 魔女化(クリームヒルト・グレートヒェン) ダメージ(小) 【装備】 触手消費(回復中) 【持ち物】 【思考】 基本:世界から不幸を取り除き、生きているものを楽園へ導く 1:美樹さやかと彼女の周囲1マップ分を除く場所に居る参加者を天空に創った結界へ放り込む 【備考】 ※全方位へランダムに攻撃を仕掛けてきます。攻撃は現在は緩やかです。 ※現在は深夜なので遠くからは目視しにくいですが日が登ればマップのどこへ居ても目視できるようになるでしょう。 ※制限で弱体化してるため物理攻撃で倒せます。 巨人討伐戦 時系列順 赤と紅の邂逅 命を救うために 投下順 地上最強の魔法少女 最強の№2 垣根帝督 幕間は終わり 最強の№2 ベジータ 人の命ってなに? チョーシに乗るな 黒崎一護 幕間は終わり チョーシに乗るな ゼブラ 食戟-WILD FANG- 世界の終りに一人じゃ嫌だ 暁美ほむら 幕間は終わり 世界の終りに一人じゃ嫌だ 鹿目まどか 幕間は終わり GAME START 花咲つぼみ GAME OVER
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鬼は帰なり、宇治の橋姫、緑色の目をした怪物、 人間も妖怪も、聖人君子など珍しく。有限の中で生きていく上で嫉妬などと言う物はまるで、夜の暗さの様に自分の傍を離れていかない。 永遠を生きる妖精であれば、そんなものに憑き殺される事はないだろうが、 ああ、そう言えば幻想郷にはもう一つ、嫉妬深い生き物がおりました。 ゆっくりありすは幸せ者でした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 住み家とする森は静かで怖い動物も悪い人間もいませんでした。 食べ物は豊富で柔らかな草や甘い果実がたくさん取れ、ありすの空腹を満たしていました。 巣は手頃な大きさの洞窟があったので、そこを綺麗な石で飾りつけて使っていました。 ただ、ありすには友達がいません。 ありすには両親がいました。ゆっくりありす同士の両親はありすを大事に育てましたが、 ある春の日、こんな事を言い出しました。 「おとーさんもおかーさんも、そろそろずっとゆっくりするかもしれない」 両親は最後に教えなければならない事と。ずっとゆっくりするの意味を教える。 それは悲しい事ではない。痛くも辛くもない。身体を捨て、どこか別の場所でゆっくりするという事。 「ありすもおかーさんたちといっしょにずっとゆっくりしたい」 両親はありすの事を案じた。自分達がずっとゆっくりしてしまったら、ありすは一人ぼっちになってしまう。 どうにか、この子も自分たちと一緒にずっとゆっくりさせてあげたいが。 両親にはその方法が分からなかった。だから、ありすに嘘をついた。 「ありすも、おとーさんたちみたいに。りっぱなこどもをそだてたらゆっくりできるようになるよ」 それが本当の事かどうか、両親は知らない。 知らないが、そう言っておけば、ありすは子を生し育てる事の出来る、立派なゆっくりになるだろうと考えた。 両親は嘘を言ってしまったと思ったようだが、それは違う。 両親の言った言葉は嘘ではなく無責任なのだ。ありすはこの言葉により、ずっとゆっくりすることができなくなる。 両親がずっとゆっくりするようになって、ありすは巣を出る事にしました。 それは両親から言われていた事で、移り住む場所もしっかり決まっていました。 慣れ親しんだ巣の入り口を草と枝で覆い隠す。 「おかーさん、おとーさん、ずっとゆっくりしていってね!」 ありすは兼ねてより用意してあった自分用の巣に移った。 頑張って集めた食料、綺麗に飾った石のテーブル、干した草で作ったふかふかのお布団。 そこで暮らし始めて1年が経った頃、外が騒がしい事に気付きありすは目を覚ました。 「ゆぅ・・・なにかしら」 巣から出ると、傍で言い争っている2匹のゆっくりを見つけた。 両親から一通りの挨拶やゆっくり同士の付き合い方については教わっているので、 ありすはそれを実践してみる事にしました。 「ゆっくりしていってね!!」 ありすの挨拶に気付いたのか、2匹は言い争うのを一旦止め、煩わしそうに挨拶を返した。 「ゆっくりしていってね」「ゆっくりしていってね・・・」 2匹はゆっくりぱちゅりーとゆっくりまりさ、一緒にいるのにとても仲が悪そうだ。 「どうしたの、ゆっくりできてないの?」 ありすが尋ねると、まりさはムッとした顔をし、ありすに食ってかかった。 「ありすにはかんけいないことなんだぜ!くちをはさまないでほしいぜ!!」 それを聞くと、ありすではなくぱちゅりーが言い返す。 「むきゅー!どうして、まりさはそんならんぼうなことばづかいなの!」 ありすは思い出す。母がケンカを止める方法として教えてくれた事を。 挨拶の次はそれを実践してみる事にした。 「ふたりとも、なにかたべない?ゆっくりできるわよ」 ありすは巣から甘い果実を持ってきた。この辺りで採れるモノの中でこれが一番美味しい。 これを食べれば、まりさ達もゆっくりできるに違いないと思った。 「あまあまだぜ!それ、よこすんだぜ!!」 まりさはありすを突き飛ばし、果実にむしゃぶりついた。 それがどれだけ酷い行為か、今までゆっくりとの付き合いがなったありすでも分かる。 このまりさはゆっくりできないまりさだ。そう感じた。 しかし、お腹が一杯になるとまりさは急に大人しくなり、ありすに何度も謝罪した。 「ごめんね、おなかがすいてゆっくりできなかったんだよ。ごめんね」 「むきゅー・・・あきれた」 「ぱちゅりーもどなったりしてごめんね」 ペコペコと謝るまりさをありすは許してあげよう。そう思った。 まりさが落ち着いてから、ぱちゅりーはここに来た理由を説明してくれる。 ぱちゅりー達は遠くの森に住んでいたのだが、食料が少なくなってきた為、 別の森に移り住む事にしたらしい。もうダメだと諦めかけていた所にありすの住む森があった。 それから、まりさとぱちゅりーはありすの住む森で暮らす事になった。 ありすはまりさに食料の取れる場所を教えたやり、ぱちゅりーには果実の保存方法を教えてあげた。 食料が豊富ならまりさも大人しいのか、ぱちゅりーやありすに酷い事を言ったりしたりする事は一度もなかった。 「ぱちゅりー、あのありす、ゆっくりできるよ」 「そうね。ありすはみんなゆっくりできないかとおもっていたわ」 2匹は巣の中でヒソヒソと話す。ありすに話した事は全部嘘だ。 確かにまりさ達の森の食料が減ってきたのは確かだが、移り住んだ理由はそれが全てではない。 まりさ達の群れをある日、大勢のありすの群れが襲ったのだ。 まりさとぱちゅりーは強姦を免れ、命からがら逃げ出し、この森にたどり着いたのだ。 最初のケンカもありすを誘き出す罠だった。いくら、ありすでもケンカの真っ最中の中では気分が乗らない。 時間をかけ観察してきたが、ここのありすは強姦を行わない安全なありすだという結論に至った。 あとはこの森で赤ちゃんを生み、かつて自分達がいたような群れを作りたいと2匹は思った。 しかし、季節は秋。外敵がいないとは言え、冬がすぐそこに近付いている。 そんな状態ですっきりし、子どもができてしまっては食料の備蓄もできない。2匹は子どもを春になったら作ろうと誓い合った。 ありすは考えていた。両親の言った通り、子どもを立派に育てればありすもずっとゆっくりできる。 時間をかけ観察してきたが、ぱちゅりーもありすもゆっくりできるゆっくりだという結論に至った。 あとはこの森で赤ちゃんを生み、かつての両親のように育てようとありすは思った。 しかし、季節は秋。外敵がいないとは言え、冬がすぐそこに近付いている 早くすっきりして、子を作ってしまわなければいけない。 ありすは知らなかった。両親は自分がいるから夫婦なのだと思っていた。 本来は愛し合う2匹が一緒になって、子どもを生むから両親なのであって、 2匹で子どもを生んだから、愛し合い両親になるのではない。 勘違いをしたままのありすは翌日こんな事を言った。 「まりさ、ぱちゅりー、あかちゃんがほしいの、すっきりしない?」 2匹の反応は冷ややかなものだった。 強姦されるのなら既にやられているはず。このありすはゆっくり同士の付き合いが少ないのは分かっている。 だから、こんな馬鹿げた発言ができるのだ。2匹はそう感じた。 「まりさはぱちゅりーのおっとなんだよ。ありすとはすっきりしたくないよ。ぱちゅりーもおなじだよ」 「むきゅん」 まりさの言葉にぱちゅりーは頷く。 「ず、ずるいよ!ありすだって、あかちゃんほしいんだよ!!」 ゆっくりの世界では基本は一夫一妻。中には群れの方針で乱交型の群れを形成する場合もあるが、 一度、番いができた状態から別の相手を受け入れることは稀である。 「ずるくないよ。まりさたちはここにくるまえからふうふだったんだよ」 「あかちゃんもいないのに、どうしてふうふなの?!」 ありすは子どものいないゆっくりの夫婦を見た事が無い。 だから、最初からそんなものいないと思っていた。 「むきゅー・・・」 困ったような表情をぱちゅりーがする。ありすはだんだん自分の考えに自信がなくなってきた。 「ありすもいいゆっくりがみつかるといいわね」 ぱちゅりーの言葉はありすへの労りよりもありすへの強い拒否の意思を含んでいた。 ありすは冬ごもりの間、ずっと考えていた。あの2匹が巣の中できっと仲良くしているんだろう。 そう思うと、雪の中に飛び出してしまいたい気分だった。 しかし、そんな事をしては両親の言ったようにずっとゆっくりする事はできない。 ありすはグッと堪えた。だから余計に嫉妬してしまう。 そして、春。 まりさ達に子どもが生まれた、まりさが2匹、ぱちゅりーが1匹。 「ゆぅーん、とってもゆっくりできるあかちゃんだね」 「むきゅー、きっといいこにそだつわ」 ありすには幸せそうなまりさ達が見える。嫉妬で何か溢れてきそうだ。 ありすには幸せそうなまりさ達が聞こえる。嫉妬で何か生えてきそうだ。 ありすはもうあの2匹とは関わらないようにした。 しかし、見えてしまう。聞こえてくる。 恨み妬み嫉み、そんな感情がどんどんとありすの感性を敏感にし、 ありすは巣の中に籠っていても、幸せそうな声が聞こえ、幸せそうな姿が見えた。 そして、ありすはまりさ達の前に姿を現した。 「あ、ありす、そのおめめどうしたの?」 「にんげんみたいにみみもあるんだぜ!」 激しい嫉妬でありすの姿は変わってしまった。 目は緑に染まり、長い耳が生えてきた。 緑色の目をした怪物。ぱちゅりーはそんな言葉を聞いた事がある。 ぱるすぃ、嫉妬で狂ったゆっくりの堕ちた姿。 「ま、ままままりさたちがいけないのよ!!」 ありす?いや、ぱるすぃ? とにかく、まりさ達の前に現れたソレは一番強いまりさに体当たりすると。 簡単に1メートルほど後ろに突き飛ばしてしまう。 ぱちゅりーは赤ちゃんたちを連れて逃げようとするが、ソレは見逃さなかった。 足の遅い赤ちゃんぱちゅりーにガブリと噛みつくと、それを赤ちゃんまりさに投げつけ潰す。 「どうじでぇ!!やめでぇ!!」 必死に残った最後の赤ちゃんまりさを守ろうとするぱちゅりーに。 ソレは何も言わずぱちゅりーに体当たりをする。そして後ろにいる赤ちゃんごと、木に叩きつけた。 さっき突き飛ばされたまりさが殺された家族に泣きつく。 強姦を行うありすであれば、ここでまりさを強姦するが、 もうソレはありすではない。泣いているまりさに噛みついた。 ゆっくりありすは幸せ者でした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 住み家とする森は静かで怖い動物も悪い人間もいませんでした。 食べ物は豊富で柔らかな草や甘い果実がたくさん取れ、ありすの空腹を満たしていました。 巣は手頃な大きさの洞窟があったので、そこを綺麗な石で飾りつけて使っていました。 今は巣は荒れ放題。綺麗な石もどこに行ったのか分かりません。 変わってしまった容姿は他のゆっくりから忌み嫌われましたが、 全て殺してやったので、もう自分を悪く言う事は聞こえません。 ただ、あの幸せそうなまりさ達の声が耳から離れず、あの幸せそうなまりさ達の姿が目から離れず。 今日も明日もこれからもずっとゆっくりできない日々を過ごしていくのです。 ゆっくりありすはゆっくりありすでした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 ゆっくりありすはゆっくりありすでした。 ~あとがき~ 人間が登場しないのは珍しいかもしれない。 by118 このSSに感想をつける
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鬼は帰なり、宇治の橋姫、緑色の目をした怪物、 人間も妖怪も、聖人君子など珍しく。有限の中で生きていく上で嫉妬などと言う物はまるで、夜の暗さの様に自分の傍を離れていかない。 永遠を生きる妖精であれば、そんなものに憑き殺される事はないだろうが、 ああ、そう言えば幻想郷にはもう一つ、嫉妬深い生き物がおりました。 ゆっくりありすは幸せ者でした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 住み家とする森は静かで怖い動物も悪い人間もいませんでした。 食べ物は豊富で柔らかな草や甘い果実がたくさん取れ、ありすの空腹を満たしていました。 巣は手頃な大きさの洞窟があったので、そこを綺麗な石で飾りつけて使っていました。 ただ、ありすには友達がいません。 ありすには両親がいました。ゆっくりありす同士の両親はありすを大事に育てましたが、 ある春の日、こんな事を言い出しました。 「おとーさんもおかーさんも、そろそろずっとゆっくりするかもしれない」 両親は最後に教えなければならない事と。ずっとゆっくりするの意味を教える。 それは悲しい事ではない。痛くも辛くもない。身体を捨て、どこか別の場所でゆっくりするという事。 「ありすもおかーさんたちといっしょにずっとゆっくりしたい」 両親はありすの事を案じた。自分達がずっとゆっくりしてしまったら、ありすは一人ぼっちになってしまう。 どうにか、この子も自分たちと一緒にずっとゆっくりさせてあげたいが。 両親にはその方法が分からなかった。だから、ありすに嘘をついた。 「ありすも、おとーさんたちみたいに。りっぱなこどもをそだてたらゆっくりできるようになるよ」 それが本当の事かどうか、両親は知らない。 知らないが、そう言っておけば、ありすは子を生し育てる事の出来る、立派なゆっくりになるだろうと考えた。 両親は嘘を言ってしまったと思ったようだが、それは違う。 両親の言った言葉は嘘ではなく無責任なのだ。ありすはこの言葉により、ずっとゆっくりすることができなくなる。 両親がずっとゆっくりするようになって、ありすは巣を出る事にしました。 それは両親から言われていた事で、移り住む場所もしっかり決まっていました。 慣れ親しんだ巣の入り口を草と枝で覆い隠す。 「おかーさん、おとーさん、ずっとゆっくりしていってね!」 ありすは兼ねてより用意してあった自分用の巣に移った。 頑張って集めた食料、綺麗に飾った石のテーブル、干した草で作ったふかふかのお布団。 そこで暮らし始めて1年が経った頃、外が騒がしい事に気付きありすは目を覚ました。 「ゆぅ・・・なにかしら」 巣から出ると、傍で言い争っている2匹のゆっくりを見つけた。 両親から一通りの挨拶やゆっくり同士の付き合い方については教わっているので、 ありすはそれを実践してみる事にしました。 「ゆっくりしていってね!!」 ありすの挨拶に気付いたのか、2匹は言い争うのを一旦止め、煩わしそうに挨拶を返した。 「ゆっくりしていってね」「ゆっくりしていってね・・・」 2匹はゆっくりぱちゅりーとゆっくりまりさ、一緒にいるのにとても仲が悪そうだ。 「どうしたの、ゆっくりできてないの?」 ありすが尋ねると、まりさはムッとした顔をし、ありすに食ってかかった。 「ありすにはかんけいないことなんだぜ!くちをはさまないでほしいぜ!!」 それを聞くと、ありすではなくぱちゅりーが言い返す。 「むきゅー!どうして、まりさはそんならんぼうなことばづかいなの!」 ありすは思い出す。母がケンカを止める方法として教えてくれた事を。 挨拶の次はそれを実践してみる事にした。 「ふたりとも、なにかたべない?ゆっくりできるわよ」 ありすは巣から甘い果実を持ってきた。この辺りで採れるモノの中でこれが一番美味しい。 これを食べれば、まりさ達もゆっくりできるに違いないと思った。 「あまあまだぜ!それ、よこすんだぜ!!」 まりさはありすを突き飛ばし、果実にむしゃぶりついた。 それがどれだけ酷い行為か、今までゆっくりとの付き合いがなったありすでも分かる。 このまりさはゆっくりできないまりさだ。そう感じた。 しかし、お腹が一杯になるとまりさは急に大人しくなり、ありすに何度も謝罪した。 「ごめんね、おなかがすいてゆっくりできなかったんだよ。ごめんね」 「むきゅー・・・あきれた」 「ぱちゅりーもどなったりしてごめんね」 ペコペコと謝るまりさをありすは許してあげよう。そう思った。 まりさが落ち着いてから、ぱちゅりーはここに来た理由を説明してくれる。 ぱちゅりー達は遠くの森に住んでいたのだが、食料が少なくなってきた為、 別の森に移り住む事にしたらしい。もうダメだと諦めかけていた所にありすの住む森があった。 それから、まりさとぱちゅりーはありすの住む森で暮らす事になった。 ありすはまりさに食料の取れる場所を教えたやり、ぱちゅりーには果実の保存方法を教えてあげた。 食料が豊富ならまりさも大人しいのか、ぱちゅりーやありすに酷い事を言ったりしたりする事は一度もなかった。 「ぱちゅりー、あのありす、ゆっくりできるよ」 「そうね。ありすはみんなゆっくりできないかとおもっていたわ」 2匹は巣の中でヒソヒソと話す。ありすに話した事は全部嘘だ。 確かにまりさ達の森の食料が減ってきたのは確かだが、移り住んだ理由はそれが全てではない。 まりさ達の群れをある日、大勢のありすの群れが襲ったのだ。 まりさとぱちゅりーは強姦を免れ、命からがら逃げ出し、この森にたどり着いたのだ。 最初のケンカもありすを誘き出す罠だった。いくら、ありすでもケンカの真っ最中の中では気分が乗らない。 時間をかけ観察してきたが、ここのありすは強姦を行わない安全なありすだという結論に至った。 あとはこの森で赤ちゃんを生み、かつて自分達がいたような群れを作りたいと2匹は思った。 しかし、季節は秋。外敵がいないとは言え、冬がすぐそこに近付いている。 そんな状態ですっきりし、子どもができてしまっては食料の備蓄もできない。2匹は子どもを春になったら作ろうと誓い合った。 ありすは考えていた。両親の言った通り、子どもを立派に育てればありすもずっとゆっくりできる。 時間をかけ観察してきたが、ぱちゅりーもありすもゆっくりできるゆっくりだという結論に至った。 あとはこの森で赤ちゃんを生み、かつての両親のように育てようとありすは思った。 しかし、季節は秋。外敵がいないとは言え、冬がすぐそこに近付いている 早くすっきりして、子を作ってしまわなければいけない。 ありすは知らなかった。両親は自分がいるから夫婦なのだと思っていた。 本来は愛し合う2匹が一緒になって、子どもを生むから両親なのであって、 2匹で子どもを生んだから、愛し合い両親になるのではない。 勘違いをしたままのありすは翌日こんな事を言った。 「まりさ、ぱちゅりー、あかちゃんがほしいの、すっきりしない?」 2匹の反応は冷ややかなものだった。 強姦されるのなら既にやられているはず。このありすはゆっくり同士の付き合いが少ないのは分かっている。 だから、こんな馬鹿げた発言ができるのだ。2匹はそう感じた。 「まりさはぱちゅりーのおっとなんだよ。ありすとはすっきりしたくないよ。ぱちゅりーもおなじだよ」 「むきゅん」 まりさの言葉にぱちゅりーは頷く。 「ず、ずるいよ!ありすだって、あかちゃんほしいんだよ!!」 ゆっくりの世界では基本は一夫一妻。中には群れの方針で乱交型の群れを形成する場合もあるが、 一度、番いができた状態から別の相手を受け入れることは稀である。 「ずるくないよ。まりさたちはここにくるまえからふうふだったんだよ」 「あかちゃんもいないのに、どうしてふうふなの?!」 ありすは子どものいないゆっくりの夫婦を見た事が無い。 だから、最初からそんなものいないと思っていた。 「むきゅー・・・」 困ったような表情をぱちゅりーがする。ありすはだんだん自分の考えに自信がなくなってきた。 「ありすもいいゆっくりがみつかるといいわね」 ぱちゅりーの言葉はありすへの労りよりもありすへの強い拒否の意思を含んでいた。 ありすは冬ごもりの間、ずっと考えていた。あの2匹が巣の中できっと仲良くしているんだろう。 そう思うと、雪の中に飛び出してしまいたい気分だった。 しかし、そんな事をしては両親の言ったようにずっとゆっくりする事はできない。 ありすはグッと堪えた。だから余計に嫉妬してしまう。 そして、春。 まりさ達に子どもが生まれた、まりさが2匹、ぱちゅりーが1匹。 「ゆぅーん、とってもゆっくりできるあかちゃんだね」 「むきゅー、きっといいこにそだつわ」 ありすには幸せそうなまりさ達が見える。嫉妬で何か溢れてきそうだ。 ありすには幸せそうなまりさ達が聞こえる。嫉妬で何か生えてきそうだ。 ありすはもうあの2匹とは関わらないようにした。 しかし、見えてしまう。聞こえてくる。 恨み妬み嫉み、そんな感情がどんどんとありすの感性を敏感にし、 ありすは巣の中に籠っていても、幸せそうな声が聞こえ、幸せそうな姿が見えた。 そして、ありすはまりさ達の前に姿を現した。 「あ、ありす、そのおめめどうしたの?」 「にんげんみたいにみみもあるんだぜ!」 激しい嫉妬でありすの姿は変わってしまった。 目は緑に染まり、長い耳が生えてきた。 緑色の目をした怪物。ぱちゅりーはそんな言葉を聞いた事がある。 ぱるすぃ、嫉妬で狂ったゆっくりの堕ちた姿。 「ま、ままままりさたちがいけないのよ!!」 ありす?いや、ぱるすぃ? とにかく、まりさ達の前に現れたソレは一番強いまりさに体当たりすると。 簡単に1メートルほど後ろに突き飛ばしてしまう。 ぱちゅりーは赤ちゃんたちを連れて逃げようとするが、ソレは見逃さなかった。 足の遅い赤ちゃんぱちゅりーにガブリと噛みつくと、それを赤ちゃんまりさに投げつけ潰す。 「どうじでぇ!!やめでぇ!!」 必死に残った最後の赤ちゃんまりさを守ろうとするぱちゅりーに。 ソレは何も言わずぱちゅりーに体当たりをする。そして後ろにいる赤ちゃんごと、木に叩きつけた。 さっき突き飛ばされたまりさが殺された家族に泣きつく。 強姦を行うありすであれば、ここでまりさを強姦するが、 もうソレはありすではない。泣いているまりさに噛みついた。 ゆっくりありすは幸せ者でした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 住み家とする森は静かで怖い動物も悪い人間もいませんでした。 食べ物は豊富で柔らかな草や甘い果実がたくさん取れ、ありすの空腹を満たしていました。 巣は手頃な大きさの洞窟があったので、そこを綺麗な石で飾りつけて使っていました。 今は巣は荒れ放題。綺麗な石もどこに行ったのか分かりません。 変わってしまった容姿は他のゆっくりから忌み嫌われましたが、 全て殺してやったので、もう自分を悪く言う事は聞こえません。 ただ、あの幸せそうなまりさ達の声が耳から離れず、あの幸せそうなまりさ達の姿が目から離れず。 今日も明日もこれからもずっとゆっくりできない日々を過ごしていくのです。 ゆっくりありすはゆっくりありすでした。 でしたと言うからにはもちろん今はそうではないという言葉が続きます。 ゆっくりありすはゆっくりありすでした。 ~あとがき~ 人間が登場しないのは珍しいかもしれない。 by118 このSSに感想をつける
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夢想花 365歩のマーチ 宮内くんちの村上くん 想い出がいっぱい 鋼鉄ジーグ 怪物くん ガンダーラ ウルトラマンタロウ 世界はそれを賭博と呼ぶんだぜ ルパン三世 にんげんっていいな サザエさん(2) もう一つの火曜日 さよなら 売り豚ならロールオーバーしよう 異邦人 エリア88外人部隊 贈る言葉 防人の歌 宇宙刑事ギャッダン なごり雪(2) 想い出がいっぱい(2) 妖怪人間ベム 帰ってきたウルトラマン
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作詞:貝田由里子 作曲:NBGI(椎名豪) MASTER ARTIST 07 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ma07.jpg) PIANO INST VER. 名前 コメント タグ あずさ 椎名豪 貝田由里子 隣に…
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■ルパン三世 新 絵コンテ 59 66 76 92 ■宇宙大帝ゴッドシグマ 絵コンテ 5 ■怪物くん 絵コンテ 31A 33A ■関連タイトル 宇宙大帝ゴッドシグマ コンプリートDVD【完全生産限定版】
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チョロチョロ回ってチョロ松登場!! デカパン博士に頼んで、未来の世界の事がわかる機械を作ってもらったんだ! 一松ひとりに楽しい思いはさせないぜ! なまえ チョロ松くん twitter ID @choro_1962 とうろく 2015年12月13日 かつどう 夜(~22時)が中心。週末は時々夜更かし。 せいかく 黒歴史生成真っただ中、暴君チョロ松。未来のツイッタラーとも一生懸命話したがる。 twisave ★よく分かる解説 サンデー版+昭和アニメ版時間軸 おそ松がいないので、かなりはりきっている 他の兄弟はライバル、特に一松に対抗心を燃やしている 「未来のおねーさんたち」と仲良くなって、お小遣いを荒稼ぎする腹積もり 最近兄弟たちに「おそ松っぽくなってきたね」と言われて動揺している 諸事情により、フォロー返しは停止中 ★イベント松くん +... 2016年ホワイトデーチョロ松くん(成人) サークルと飲み会と時々実験で毎日忙しい理系の大学生。 どういうトリックでか、留年ぎりぎりのところを毎年のように切り抜けて進級している。 一松、トド松とは同じ大学。 六つ子名鑑へ戻る